シェアハウスと実家暮らし、東京の場合を比較してみる

東京で1人暮らしをする人は多く、おそらく断トツで日本一でしょう。
一方で二十一世紀に入るころからシェアハウスが人気を集めるようになりました。
1人暮らしではないけれど、といって寮生活でもないしもちろん実家暮らしでもありません。
今の東京ではシェアハウス暮らしはなんら珍しいことではありません。
もっともみんなが皆する必要があって共同生活をしているわけではなく、なかには親元から通学なり通勤なりできる人もいます。
にもかかわらず実家暮らしではないく、こうした生活スタイルを選ぶのですが、これはなぜなのでしょうか。
それぞれの特徴を比較してみましょう。
実家暮らしの良い点はなんといってもお金がかからないことで、社会人になれば家にお金を入れたりはしますが、給料のうちの僅かに過ぎません。
1人暮らしのように給料の3割とか4割も家賃に割かれるようなことはまずありませんし、また住み慣れた家に住むというメリットも大きいです。
古くからの友達との交流も保てますし、食事の心配をする必要もなく朝起きれば朝食が用意され帰宅すれば夕食が待っています。
1人暮らしだと全て自分でやらなければいけません。
もっともいつまでも親元にいるわけにもいかず、特に男性の場合には実家暮らしをしていると男としてのポイントが下がるなんて言われることもあります。
そうでなくとも1人で住んでみたいと考えている人はいますが、でもいきなり1人は不安だしお金もないとなった時にシェアハウスが登場します。
形態はいろいろあるのですが一般的なのは個室に住み、キッチンやリビング、シャワールール、トイレなどを共同で使うスタイルです。
1人暮らしのようでもあり、他人という名の家族のようでもあり1人の寂しさもなく、といって集団に疲れたら部屋にいればいいのです。
共同で食事を作ったりすればお金も安く済みますし、行って来ますとか、ただいまとかおかえりと言い合える空間でもあります。
1人暮らしは不安だ、あるいは金銭的に少し安く上げたい、という向きにまさにぴったりではないでしょうか。
さらに言うと親元にいたり1人暮らしではできないこともあります。
社会人になれば会社で辛いこともあるだろうし、恋愛などで悩むこともあると思います。
実家で暮らしていれば家族に相談できることもあると思いますが、親や兄弟だからといって何でも話せるわけではありません。
1人暮らしだとそもそも話す相手がいませんが、シェアハウスに帰れば話し相手、相談相手がたくさんいて愚痴を聞いてくれる人、励ましてくれる人と様々です。
言ってみれば疑似家族のような空間なのです。
比較すると、どちらにもそれぞれに利点があり、住みやすさを取るのか楽しさをとるのか、お金をとるのか親離れをとるのか、どのように選ぶかはそれぞれですね。
一つ言えるのはやはり実家暮らしから1人暮らしに移る過程にシェアハウスというものがあるのではないかということです。
そして人生には一時期、そんな時間があっていいいのではないかと考える人が集まる空間なのではないでしょうか。